き 気硬性材料[きこうせいざいりょう] / 木摺り下地[きずりしたじ] / 生石灰[きせっかい] / 基礎[きそ] / 既調合材料[きちょうごうざいりょう] / 几帳面[きちょうめん] / 几帳面引き[きちょうめんびき] / 黄土[きつち] / 木節粘土[きぶしねんど] / 脚立[きゃたつ] / 急結剤[きゅうけつざい] / 吸水性[きゅうすいせい] / 京壁[きょうかべ] / 京土[きょうつち] / 強度[きょうど] / きら粉[きらこ] / 切り返し仕上げ[きりかえししあげ] / 切付け鏝（プラスチック）[きりつけごて（ぷらすちっく）] / 亀裂[きれつ] / 金粉[きんぷん] / 擬岩[ぎがん] / 擬石[ぎせき] / 擬板[ぎばん] / 擬木[ぎぼく] / 擬木鏝[ぎぼくごて] / 銀杏草[ぎんなんそう] / 銀杏面[ぎんなんめん] / 銀杏面引き鏝[ぎんなんめんびきごて]
■ 気硬性材料 [きこうせいざいりょう]
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  1. 空気中の二酸化酸素を吸収、反応して硬化する材料の事。
    代表的な物は石膏、消石灰、ドロマイトプラスター等がある。
    カテゴリ：名詞
■ 木摺り下地 [きずりしたじ]
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  1. 桟木を隙間を空けて柱に打ち付けた塗り壁下地。
    桟木間に材料が食い込み、屈強な壁となる。
    通気を確保したい場合はメッシュを貼り、その上から塗り壁材を塗る。
    カテゴリ：名詞
■ 生石灰 [きせっかい]
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  1. 石灰岩を焼いたままの状態の事を指す。
    これに手を加える事によって消石灰、石灰クリーム等になる。
    カテゴリ：名詞
■ 基礎 [きそ]
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  1. 家が傾いたり沈んだりしないよう に建物の荷重を偏りなく直接地盤に伝える役を担う、最下層に設ける構造部分の総称を指す。
    カテゴリ：名詞
■ 既調合材料 [きちょうごうざいりょう]
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  1. 品質の均一化と練り手間の省力化を目的に造られた、配合済の袋入り材料の事。水もしくは混合液を入れるだけ物が多く、品質自体も良い物が揃っている。
    カテゴリ：名詞
■ 几帳面 [きちょうめん]
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  1. 面の形状の一つで、表面の角を丸くして両側に刻み目を入れた形状のもの。
    細部まで丁寧に仕上げてあり、しっかりと端正に見えるところから、マメでしっかりした性格の人を『几帳面な人』と呼ぶようになった。　
    カテゴリ：名詞
■ 几帳面引き [きちょうめんびき]
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  1. “記帳面引き”、“貴丁面引き”と書き、別名“銀杏面引き”とも呼ばれる。
    記帳の柱に用いられる断面形状を似せた装飾面取りに使用される鏝。
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■ 黄土 [きつち]
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  1. 大津壁、色土水捏ね、色土糊差し仕上げ等で用いられる黄色の土。
    稲荷山黄土、中国黄土等が有名である。
    カテゴリ：名詞
■ 木節粘土 [きぶしねんど]
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  1. 左官用材料（土壁用色土）以外にも陶芸材料として広く愛用されている粘土。
    炭化木片を含み、乾かしてハンマーで叩くと木片のような感じに割れることからこの名が付けられた。
    色は産出地により変わり、灰色、暗灰色、褐色、暗褐色などがある。
    カテゴリ：名詞 / 投稿者：管理人
■ 脚立 [きゃたつ]
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  1. 高所作業時に用いられる踏み面のある踏み台の事を指す。
    踏み面の無い物は架台と呼ばれる。
    最近は軽くて丈夫なアルミ素材が多く出回っている。
    カテゴリ：名詞 / 投稿者：管理人
■ 急結剤 [きゅうけつざい]
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  1. モルタルの硬化速度を急激に速める為の混和剤。
    カテゴリ：名詞 / 投稿者：管理人
■ 吸水性 [きゅうすいせい]
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  1. 塗り壁、左官材料等に水分が吸収し保水する能力を指す。
    カテゴリ：名詞 / 投稿者：管理人
■ 京壁 [きょうかべ]
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  1. 関西方面で産出された色土を使った水捏ね仕上げ、糊差し仕上げ等を指す。
    代表的な物は聚楽壁がある。
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■ 京土 [きょうつち]
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  1. 主に稲荷山黄土の事を指す。
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■ 強度 [きょうど]
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  1. ある物体が、外から加えられる力に対して、どれくらいの強さを持つかを見る指標の事。
    カテゴリ：名詞 / 投稿者：管理人
■ きら粉 [きらこ]
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  1. 雲母粉とも書く。
    主に漆喰磨き壁のツヤ出し目的に使用される。
    雲母原石の結晶板が原材料。
    カテゴリ：名詞
■ 切り返し仕上げ [きりかえししあげ]
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  1. 荒壁の上に中塗りを行い、更にその上に中塗り土と微塵スサを配合した薄塗り材料を塗付けた施工法の事。
    砂目とスサ目がほど良い荒さを表現しており、土壁最高級仕上げの水捏ね仕上げに勝るとも劣らない風合いの仕上げ壁となる。
    カテゴリ：名詞 / 投稿者：管理人
■ 切付け鏝（プラスチック） [きりつけごて（ぷらすちっく）]
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  1. プラスチック製の切付け鏝。
    仕上げ材、錆を嫌う材料にも気楽に使える点がメリットである。
    プラスチック製である為、管理には注意が必要。
    カテゴリ：名詞 / 投稿者：管理人
■ 亀裂 [きれつ]
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  1. ひび割れ、クラックの事。
    カテゴリ：名詞 / 投稿者：管理人
■ 金粉 [きんぷん]
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  1. 左官材料に混和される金粉は金を粉末にした物ではなく、金銅真鍮や着色アルミニウム等を使用する事が多い。
    カテゴリ：名詞 / 投稿者：管理人
■ 擬岩 [ぎがん]
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  1. 擬石を大きくした物。
    カテゴリ：名詞
■ 擬石 [ぎせき]
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  1. 遊園地、動物園、公園等でよく見かける、天然の石に似せたモルタル造形物。
    スタンプコンクリートもこれの一種である。
    カテゴリ：名詞
■ 擬板 [ぎばん]
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  1. モルタル等を用いて鏝を使い、木の板に似せた仕上物。
    鏝を使う施工法以外にも型抜き工法、流し込み工法等がある。
    カテゴリ：名詞 / 投稿者：管理人
■ 擬木 [ぎぼく]
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  1. 公園、動物園、オートキャンプ場等でよく見かける、木に似せたモルタル造形物。
    石や岩に似せた擬石、擬岩もある。
    カテゴリ：名詞 / 投稿者：管理人[HP]
■ 擬木鏝 [ぎぼくごて]
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  1. 擬木制作の為に開発された鏝。
    形状も大きさも多種多様である。
    自分の使い易いように、鏝を加工する職人も少なくない。
    カテゴリ：名詞 / 投稿者：管理人
■ 銀杏草 [ぎんなんそう]
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  1. 角又の一種で、釜で炊いて煮汁を左官材料（土壁、漆喰）に混ぜて左官糊として使用する。
    紅藻類スギノリ科、ツノマタ類の海藻で北海道道内一円に分布している。
    カテゴリ：名詞 / 投稿者：管理人
■ 銀杏面 [ぎんなんめん]
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  1. 面の形状の一種で、銀杏を切断した断面に似せたもの。
    几帳面とも呼ばれる。
    カテゴリ：名詞 / 投稿者：管理人
■ 銀杏面引き鏝 [ぎんなんめんびきごて]
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  1. 几帳面引き鏝の事。
    カテゴリ：名詞 / 投稿者：管理人
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